今話題のサバ缶ダイエット
今、サバ缶ダイエットがすごく人気になっています。テレビ番組で紹介されてから話題沸騰となり、スーパーはもちろん、ネット通販でもサバ缶が売り切れが続出する大騒ぎを巻き起こしています。実際に放送直後にGoogle検索のトレンドでも上位を叩きだして、かなり話題となりました。テレビでの放送は7月末でしたが、8月になってもその売り切れ状態は続いています。
サバ缶を食べると痩せるホルモンが分泌されやすくなる
そもそも、サバ缶ダイエットが人気となったのはしっかりとした裏付けがあるからです。サバなど青魚にはEPAと呼ばれる成分が含まれているのですが、これが小腸を刺激することで「GLP-1」というホルモンを分泌すると言われています。このGLP-1が痩せるホルモンの正体です。GLP-1には糖分を吸収を抑える働きがあると言われているので、炭水化物や甘いものをよく食べる人のダイエットに効果的とされているのです。糖分の過剰摂取は体脂肪を増加させる原因となるので、吸収を阻害できれば、確かにダイエットに効果的といえます。
サバ缶はカロリーが高いので食べ過ぎると太る
人は食べ過ぎると太ります。←こんなこと当たり前のことですね。問題なのはダイエット効果が高い食べ物と聞くとそればかりをたくさん食べてしまう人がいること。問題いうよりは、残念、といったほうがいいかもしれませんね。サバ缶だろうがなんだろうが食べすれば太る原因になるのは当たり前ですからね。
少し前にトマトダイエットが流行りました。トマトダイエットにおいてはトマト大を1日に2個ぐらい食べるのが理想と言われています。トマト大1個のカロリーが約60Kcalなので、1日2個を食べてもたった120Kcalしかなりません。トマトは野菜なので水分も多く、これなら食べすぎてもそこまで問題ではありません。
しかし、サバ缶の場合の場合は別です。サバの水煮だと1缶あたり300〜500Kcalほどのカロリーがあるので、食べすぎてしまえば当然太ってしまう原因となります。例えば、1缶のカロリーが400Kcalであれば、2缶食べるともう800Kcal、これは成人女性の1日の摂取カロリーの目安の5分のに相当してしまうわけです。これは明らかに食べすぎになりますよね。また、サバ缶1缶あたりに脂質は20〜40g程度含まれていると言われています。成人女性の1日の脂質の摂取目安量が40g程度なので、サバ缶だけで1日の脂質目安量をクリアしてしまうことになるのです。
サバ缶ダイエットよりもEPAサプリダイエットがおすすめ
サバ缶には痩せるホルモンGLP-1の分泌を刺激する働きが確かにあるのでダイエットにおすすめできますが、カロリーが高いので間違った方法で行ってしまうと太ってしまう可能性が高いです。ダイエットにそこまで詳しくない方ほど間違った食生活を送ってしまいがちなので、安易にサバ缶ダイエットをされるのはあまりおすすめできません。
そこで今注目が集まっているのが「EPA配合サプリメント」です。
その名のとおり、青魚成分EPAが配合されたサプリメントのことですが、サプリメントだとサバ缶と違いカロリーが圧倒的に低く、そして、1日あたりにかかるコストまで安いので、効率的でかつ経済的です。続けやすさや摂取しやすさ、あらゆる面においてEPA配合サプリはサバ缶より優れています。